愛娘の誕生!! それは苦悩と困難と・・・そしてありがとう。 ※第5話
2008/04/30 (水) [記事の編集]
現在、書き綴っているお話しは実体験を元に書いており、全てノンフィクションです。
1つ1つの記事がストーリー展開になってる為、初めからご覧いただくには、「我が家の馴れ初め、結婚、出産秘話!」カテゴリ内を順番に閲覧してください。
それでは、本編です。
私:「・・・・・・2つの・・・・選択肢・・・?・・・」
○美:「・・・・・・・??・・・・・」
担当医:「はい・・・。まず一つは、帝王切開をする方法。」
「この場合は、すぐ妊娠を止めることができますが、子宮を切る為、今の状態からすると最悪の場合、出血多量で死に至る危険性もあります…。」
「また後々2人目、3人目を妊娠した場合も帝王切開になると共に、子宮破裂をするリスクもあります…。」
私:「・・・・・・・・・・。」
あまりにショックの為、言葉を発することもできませんでした…。
「後々の事を考えても、自然分娩で生まれてくれたほうが一番ベストではありますが、とにかくもう時間がありません!!」
「その為、陣痛誘発剤を使い、陣痛を促す方法があります。」
「しかしこれもリスクがあり、分娩まで時間がかかればかかるほど、母体の影響が不安視されます。
陣痛誘発剤を使ってもすぐ生まれるとは限りません。 2〜3日かかる人もいます。」
「その為、さらに風船を子宮に入れて膨らませ、子宮を人工的に広げて、尚且つ陣痛誘発剤を使うという手段もあります。」
「しかし、風船を子宮に入れると感染症の危険性もあり、赤ちゃんが元気なくなることもあります…。」
「それでも分娩に時間がかかれば、母体の腎臓に過多の負担がかかり、一生人工透析になる可能性もあります…。」
「・・・・そして最悪の場合は血圧も上がり、脳内出血で即死の危険性もあります…。」
・・・・・・・・・・・・・!!!!!!・・・・・・・・・・
・・・・・・・・なんてことだ・・・・・・・こんな状態にまでなってるとは・・・・・・
私は、金縛りにあったかのように、身動きすら取れないほどの精神状態でした…。
・・・・・信じられない・・・・・・
・・・・・こんな・・・・・こんなことって・・・・・・信じられない・・・・・・・・
・・・・・どうしてこんな目にあわなきゃならないんだ・・・・・・
・・・・・俺達がなにをしたっていうんだ・・・・・・・
・・・・・しかも、この医者はなんでこうもズケズケと、ショックな言葉を並べるんだ・・・・・
・・・・・家族の気持ちや、本人の気持ちを察して、オブラートに包む言い方があってもいいんじゃないのか!・・・・・・
・・・・・出血多量とか・・・・・子宮破裂とか・・・・・・・・・・・・即死とか・・・・・・・・・・・・・・・ふざけるな!!
この時は、医者にも当たってしまうぐらいなので、私の精神状態は普通ではなかったと思います…。
私は現実逃避をしたかったのかもしれません…。
信じたくなかったのかもしれません…。
しかし…、これは紛れもなく事実であり、立ち向かわなくてはならない問題が、もうそこまでやってきてるのです。
担当医:「お辛い気持ちも分かりますが、もうこのどちらかしか方法はありません。 ご主人様と○美様で決めていただきたいのです…。」
私:「・・・・・・・・どちらが最善の方法なんですか・・・・・・」
担当医:「・・・・・・・それは私にも分かりません・・・・。それというのも症状が刻一刻と変わるからです。この状況では…最善の方法を見出すことは不可能です・・・。」
・・・・・そんな・・・・・医者でも判断できないことを俺達に判断しろって言うのか・・・・・・・・
・・・・・ちっきしょう!・・・・・どうすりゃいいんだ・・・・・・・・
その時、今までずっと黙って聞いていた○美が、静かに口を開きました・・・・・
○美:「・・・・・・・・・お腹が・・・・・・・張ってきてる・・・・・・・・・」
私:「・・・・・・・お腹が張ってきてる・・・・・?・・・・・・」
そうか!! お腹が張ってきてるということは出産がもう近いということ!!
まだ見ぬ我が子も、頑張って生まれようとしてるんだ!!!!!
よし!!!!! 私はこれに賭けようと思った!!!
イチかバチかの賭けだったが、もうこれしかないと思った!!!
私と○美は、言葉を交わしたわけではありませんでしたが、○美の目を見て、同じ事を考えていることが分かりました。
そして私達は迷わず、「自然分娩の選択」を選びました!!!
担当医:「分かりました。 ではさっそく準備にかかります!」
そして万が一、分娩に時間がかかるようであれば、母体の命も考え、帝王切開に切り替える可能性も残して、帝王切開をすることによる承諾書も書かされました。
私:「・・・・・・・先生・・・・・・妊娠中毒症ってなにが原因なんですか?・・・・・・」
担当医:「それは残念ながら、まだハッキリとした原因は分かっていません…。」
「ただ一つ言えることは、腎臓になんらかの不安を抱えた方が発症しやすいという統計がでています。」
私:「・・・・・・・腎臓・・・・・・・・」
私:「・・・・・・!!!!!・・・・・・・・」
○美:「・・・・・・!!!!!・・・・・・・・・」
私と○美は、同時に目が合いました!!
・・・・腎臓・・・・・・思いあたるフシがあります・・・・・。
あれは、私と○美がまだ付き合う前の話しです…。
冬の寒い日…、○美は友達数人と共に、新潟県のスキー場に来ていました。
シーズン真っ只中ということもあり、大勢の人が楽しんでいました。
○美たちは、ゲレンデのふもとあたりで、楽しく話しをしていた時の事です…。
山頂のほうから猛スピードで、滑ってくる男がおり、すでに操縦不能の状態だったらしいです。
○美はその男に気付いたらしいですが、スキー板を履いていたこともあり、思うように避け切れず、
モロに直撃…。
○美は吹っ飛ばされ、そのまま救急車で病院直行…。
骨折などはなかったそうですが、体を強く打っており、全身の打撲と、腎臓に多量の内出血があると診断されました。
それから、約1ヶ月の入院生活後、無事退院できたのでよかったと思っていたのですが…。
おそらく、日常生活には問題ないと思うのですが、ひとたび妊娠などをすると、腎臓に過多の負担がかかる為、事故当時のダメージが浮き彫りになったのだと思います…。
私:「・・・・・・・そうか・・・・・・・あれが原因だったのか・・・・・・」
担当医:「妊娠をするということは、何十年後かの自分の体調と同様の状態だと思ってください…。」
「ですので、今後の事を考えても体調管理は充分に気をつける必要があると思います。」
私:「・・・・・・・はい・・・・・・・分かりました・・・・・・」
こうして、私達の話し合いは終わり、明日また午前10時にここに来るよう言われ、
今日のところは、ひとまず帰りました。
義母と共に、○美の実家に着き、みんなに事情を説明しました…。
義姉:「・・・・・・・そうなんだ・・・・・」
義姉:「・・・・・・・とにかく今は無事を祈るしかないよ!!!みんなで祈ろう!!!」
○美の実家は皆、創価学会の会員でした。
私は宗教とかは嫌いなので、入会してませんでしたので、この時は○美の家族全員が、題目をあげていました。
しかも、近隣の方など、同じ創価学会の仲間達にも声をかけ、他人であるにも関わらず、皆が題目をあげてくれていたようでした。
宗教というのは、好きではありませんでしたが、これだけの連帯感というか、○美のために皆がこれだけ無事を祈ってくれてることに、ほんとに感謝の気持ちで一杯になり、
込み上げてくる感情を抑えられませんでした…。
そして私自身も、とにかく無事を祈るしかありません…。
私はアパートに帰り、祖母にお祈りしていました。
祖母は数年前…、肺炎で亡くなってしまったのですが、私が幼少期の頃、とっても可愛がってくれていたのが、祖母でした…。
私はとってもお婆ちゃんっ子で、いつも手を繋いでお出掛けしていた頃を思い出します…。
私はいつも困った時などは、必ず祖母にお祈りしていました。
・・・・・お婆ちゃんなら、絶対俺を守ってくれる・・・・・・・・・
・・・俺の・・・・俺の大切な家族を・・・・○美を・・・・そして我が子を・・・・絶対に・・・守ってくれる・・・・・
私は、そう信じていました…。
私:「・・・・・・・お婆ちゃん・・・・・・・いま僕の大切な家族が危機なんです・・・・・・」
私:「・・・・・・・どうか○美を・・・・・・そして我が子を・・・・・守ってあげてください・・・・」
私:「・・・・・・・お婆ちゃん・・・・・・どうか・・・・・お願い致します・・・・・」
私は、それこそ一晩中…、祖母にお祈りしていました。
いつ寝たのかも分かりません。
・・・・・・・・・そして、とうとう不安な夜が明けました・・・。
読んでいただいて、ありがとうございました!
次回こそ間違いなく、セミファイナルです!!
また見てね^^
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- 本日、病院に行った結果なんですが・・・・
コメント
大変でしたね・・・
このような状態の中、奥さまは本当に頑張りましたね。
妊娠中毒症、改めて怖いものだと実感しました。
腎臓が原因なのですか??
私の姉が、今までの食生活で塩分を摂り過ぎていて、これ以上塩分と摂り過ぎると危険、体がむくむから、と塩分0生活をしていました。
それも中毒症と言ってましたが・・・・・
何か違うんですかね???姉も腎臓が悪かったという事なのかな?
それにしても、奥様大変でしたね・・・。
そして、私の友達で、彼氏が創価学会で、青年部長とかのポジションにいる人で、結婚に踏み切るまで5年悩んで、この間結婚した子がいます。
色々大変みたいですね。
私は無宗教ですが、見えない意識の力というのはやっぱりあると思います。家族はもちろん、近隣の方も祈ってくれて・・・皆さんにこれだけ望まれて赤ちゃんは生まれるんだ、と思うと胸が熱くなりました。
独身時代のスキー事故、それが原因の危険な出産、それでも乗り越えようとしているDioZXさんと奥様・・・と、なんだか運命的なものを感じますね。
妊娠中毒症の原因が腎臓からきているなんて、初めて知りました。
しかも、スキーで事故したことが後々にこんな状態を招くとは。。。
私も妊娠が発覚する前(生理予定日)に、スキーに行って、途中転んで、急激に寒気と震えを感じて、即帰りました。
幸い、怪我はしなかったのですが、妊娠が分かったあと、切迫流産の可能性があったので、しばらく薬を飲んでいました。
それにしても、みんなが無事を祈ってくれたことは、とても嬉しいですね。
なんだか・・・。
私も、宗教など、熱心ではありません。
ただ、自分の先祖を思う気持ちはあるので
子供の健康などお墓参りなどでお願いしたりしています。
奥さまの親御さん、その関係者の方々、
皆が無事出産を祈ってくれて、
ありがたいですね。
皆のそんな気持ちに守られての出産。
ぐっときました
それにしても、スキー場での怪我が一因とは
想像もつきませんね。
うちも旦那の両親創価学会で、出産のときは題目あげてくれました。
それにしても人生何があるかわからないですね…
大変な出産になったんですね・・・
昔の怪我だと安易に考えては駄目なんですね・・・
応援ぽち☆ミ
ともとも様へ
ありがとうございます。
嫁は本当によく頑張ってくれました。
この感謝の気持ちは一生忘れないと思います。
maomano様へ
今回の嫁の発病原因は、腎臓であった可能性が高いのですが、まだ医学的にもハッキリとした原因が分かっていない為、一概にそれだけが原因とは言えないかもしれません。
maomanoさんがおっしゃるように、食生活の原因もありえると思います。
おそらく、そういった複合的な要因ではないかと思います。
創価学会の話しにしても、2人とも入会してればいいんですけど、片方は嫌がってる場合、結構大変なんですよ。
うちみたいな場合ですが・・・。
結婚する前から知っていたので、ある程度の活動などは黙認しようという気持ちがないと、なかなか踏み切れないと思いますね。
mako様へ
ほんとに創価学会の連帯感や、団結力というのでしょうか。
凄いものがあると思います。
変な話しですが、普通ならたとえ御近所知り合いの方であっても、無事を祈願して、お祈りなんてしないですからね・・・^^;
そういうところは、ほんとに素晴らしいと思いますし、ほんとにありがたい気持ちでいっぱいでした!
さくら様へ
スキー事故のことは、ほんとに忘れていた話しだったのですが、
この時はピンッ!ときました。
完全に治ったと思っていても、何年後かにこういった形で出てくることもあると思うと、ほんと怖いです。
さくら様も危なかったですね!
妊娠、出産がこれほどまでに大変だというのが、今回の事で身をもって分かりました。
しの母様へ
ほんとに、皆様が見守ってくださったことに心の底から、
感謝の気持ちでいっぱいでした。
人の心って、とっても温かいですね…。
日本って、とても心の温かい方が多い国だと思います。
そういう国で生まれ育ったことにも、とても感謝の気持ちです!
すとろべりーココア様へ
あっ!、やっぱり、すとろべりーココア様の時もそうでしたか!
ほんとは宗教と聞いただけで、ちょっと嫌な感じがしてしまうのですが、
創価学会は特別かな…って気がします。
以前は、勧誘でしつこかったので創価学会も嫌な印象がありましたが、
今は全然そういうのがありません。
むしろ、その連帯感、団結力などは敬意を表するくらいです。
こういった、良い宗教も中にはありますね!
ひよこ様へ
応援ありがとうございます!!!^^
私もここまで大変になるとは思ってもみませんでした^^;
昔の古傷ほど怖いものはないです・・・・・
妊娠中毒症ってこんなに大変なものとは知りませんでした・・・
でも病院も詳しく説明してくれたのですね。
私は1人目出産の時、陣痛促進剤をつかって、とちゅうバルーンをいれることになったのですが(結局ためしたけど入らなかった)、感染症の話なんて全然説明してくれませんでしたよ!
なにもなかったからよかったものの、ちょっとビックリしてしまいました。
はちみつカフェ様へ
はちみつカフェ様も、出産のときは同じような境遇だったのですね。
しかし説明が不十分だったとは・・・・
こういうのは命に関わることですから、説明はしっかりとしてほしいものです。
結果的に何も無かったから大ごとにはならなかったかもしれませんが、1歩間違えれば大変なことになりますからね・・・・
過去の傷などでも、妊娠の際に何らかの影響が出るなんて・・・
過去のこととはいっても、やっぱり体は大事にしなければ
いけないですね
私も何度か人の生死を分けるような場面に遭遇していますが
何度経験しても、慣れるなんてことはなく
その都度オロオロしてばかりでした
そんな状況下での判断をされた
DioZXさんの心の葛藤がとても伝わってきて
(TдT) です!!
一瞬で何もかもが無くなってしまうこともあれば、
もう駄目だ!!
と思ったときに奇跡が起こったりと
本当に人って不思議
色んなことを経験してきたからこそ
きっと今のDioZXさんと奥様の幸せな家庭が
あるんですね^^
ハッピーエンド楽しみに待ってます|〃▽〃)ノ
まっこう様へ
そうなんです。
過去の古傷とはいっても、今は若いからまだ影響が出ないだけで、
妊娠すると、何十年後かの自分の体の状態と同じようになると、
医者に言われたので、怖いなと思いました。
2つの選択肢についても、ほんとあの時は、究極の選択って感じでした^^;
でも最後は不思議と迷いが消えてました。
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